大量のCDやDVDを効率よく収納するためのアイディア
CDやDVDが増えるいっぽうで、収納しきれなく困っている人は多いようです。音楽や映画だけでなく、画像や動画などのデータの保存にも使っていると、かなりの枚数になるでしょう。棚に収まりきらず、積み重ねているというケースも多くみられます。ここでは、このような大量のCDやDVDを上手に収納するコツについてお伝えしましょう。
目次
1.CDやDVDを効率よく収納するアイディア
1-1.専用のストッカーを使う
CDやDVDのケースは大きさが決まっているため、専用のストッカーを使うとピッタリときれいに収納できます。積み重ねて置ける引き出し式のストッカーを活用すると、枚数が増えたときにも対応できて便利です。メタルラックと組み合わせたり、壁一面に並べたりしてもよいでしょう。
お金をかけずに収納したい場合には、ティッシュケースを使うという手もあります。ティッシュケースは、CDやDVDを収納するのにふさわしい大きさです。
1-2.インテリアとして飾る
音楽CDなどはジャケットにこだわっているものが多いので、インテリアとして飾っておきたいということもあるでしょう。また、お気に入りで毎日のように使うCDやDVDは収納せずに、すぐに手の届くところに置いておきたいものです。
そのようなときには、壁に並べられるようなCD・DVD専用の飾り棚を使うとよいでしょう。ねじで簡単に留めるだけで設置できるタイプがたくさん出回っています。また、本棚などにお洒落に飾るのもおすすめです。
1-3.ケースから出して収納する
CDやDVDを収納するときにかさばるのが、プラスチックのケースです。このケースが意外と場所をとっていることをご存じでしょうか。たとえば音楽CDの場合、CDと歌詞カード、ジャケットだけあれば十分、という人も多いでしょう。そのような場合に、ケースを除いた中身だけを専用のビニール製のソフトケースに収納するのです。これで、厚さが3分の1ほどになるでしょう。大量のCD・DVDを保管する際には、この一工夫をするだけで必要とするスペースに大きな差が生じます。
2.処分したり買取に出したりという選択肢もある
CDやDVDには、写真や仕事関係のデータなど個人情報が保存されているものもあります。これらが不要になった場合には、そのまま廃棄するのは危険です。また、CDとDVDではディスクの構造上、記録を破棄するポイントが異なります。それぞれの処分方法をご紹介します。また、音楽CDやDVDなどはリサイクルショップに買い取ってもらえる可能性もあるので、検討してみるとよいでしょう。
2-1.CDの処分方法
CDの記録層は、ディスクの表面近くにあります。ラベルが貼ってある面ですから、間違えないでください。カッターナイフで表面にいくつか切り込みを入れておきます。CDの中心から外側に向けて、放射状に8本ほど切り込み線をつけておけば大丈夫です。その後、ガムテープを貼りつけて、剥がします。これで、記録層を含んだCD表面をバラバラにできるでしょう。全てをバラバラにする必要はありません。ただし、内側の穴の周囲には「TOC」という記録領域があります。ここは、完全に破壊しておいてください。また、細かな破片が飛び散ることもありますから、作業を行う際には十分に注意しましょう。
2-2.DVDの処分方法
DVDの場合は、ディスクの中央あたりの両面に記録層があります。ですから、中央部分まで切断してしまいましょう。はさみで切ってしまうか、カッターで切り込みを入れて割ってしまってかまいません。ただし、破片が飛び散る可能性が高いので気をつけてください。また、切断面は鋭利な状態になるので、ケガをしないように注意しましょう。
このようにCDやDVDを再生できない状態にした後に、ゴミとして処分しなければなりません。燃えるゴミか資源ゴミになるかは、各自治体によって扱いが異なります。きちんと調べてから処分してください。
2-3.CDやDVDを買い取ってもらう方法
音楽や映画などのCDやDVDは、リサイクルショップや古本屋などで買い取ってもらえます。大量にある場合は、出張サービスを利用したり、ダンボールで配送したりできる業者を探すとよいでしょう。重いダンボールを自力で運ぶ必要はありません。不要なものを処分できるだけでなく、現金も手に入るので一石二鳥でしょう。
3.捨てられないCDやDVDはトランクルームに預けてもよい
3-1.トランクルームとは
使う機会の少ないCDやDVDは、専門の業者に預けるという方法もあります。トランクルームやレンタルボックスなど、荷物を保管してもらえるサービスを活用するとよいでしょう。たとえば、トランクルームは倉庫業者が行っているサービスで、業者が責任をもって保管してくれます。厳しい管理体制のもと営業されているところもありますから、貴重なCDやDVDでも安心して預けられるでしょう。
3-2.トランクルームに預けるものを決める
トランクルームは、広さによって料金が異なります。まず、トランクルームに預けたいCDやDVDの枚数を確認しておくとよいでしょう。スペースを広く使用するほうが、もちろん料金は高くなります。最初に預けるものだけでなく、今後増える可能性も考えておくことも大切です。
3-3.収納棚を使うとよい
CDやDVDを預けるときには、ダンボールに入れずに、収納棚を使うと便利です。段ボールに入れてしまうと、必要なときに取り出しにくくなってしまうでしょう。トランクルームの大きさにあうような収納棚や衣装ケースなどにしまっておくと、出し入れがしやすくなるはずです。
4.トランクルームを利用するメリットとは
4-1.大切なものを保管しておける
自宅のスペースは限りがありますから、収納できる量にも限度があります。家族と同居をしていれば、自分の趣味に関するものを自由に置いておくことは難しいかもしれません。トランクルームを利用すれば、誰にも気兼ねせずに大切なものを保管しておけます。
4-2.好きなときに出し入れできる
トランクルームに預けたものは、そのまま取り出せないということはありません。自分のものを預けているだけなので、好きなように出し入れできるので大変便利です。トランクルームによっては、24時間365日、いつでも好きなときに利用できるところもあります。夜間や早朝に急に必要となるケースが考えられる場合には、このようなトランクルームを使うとよいでしょう。
4-3.誰でも手軽に利用できる
トランクルームを利用する手続きは、とても簡単です。身分を証明できる運転免許証や保険証、それに印鑑があれば契約できるでしょう。なかには、保証人が必要なところもありますので、事前に調べてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。増え続けるCDやDVDをすっきりと収納するために、次の点を覚えておきましょう。
- 専用のストッカーを使うとピッタリときれいに収納できる
- 壁に並べられるようなCD・DVD専用の飾り棚を使ってもよい
- ケースから出して収納する方法もおすすめ
- CDとDVDではディスクの構造上、記録を破棄するポイントが異なる
- リサイクルショップや古本屋などで買い取ってもらうことも可能
- 捨てられないCDやDVDはトランクルームに預けてもよい
- トランクルームを利用すれば、誰にも気兼ねせずに大切なものを保管しておける
- トランクルームに預けたものは、好きなときに出し入れできる
- トランクルームを利用する手続きは簡単
トランクルームなどを上手に活用して、CDやDVDをすっきりと片付けてみてはいかがでしょうか。