【注目】家具の預かりサービスを解説!トランクルームを賢く使おう!

【執筆者プロフィール】

東京・神奈川・埼玉にトランクルームを構えるアルファトランクです。
片付け・収納術などに関するお役立ち情報をお届けします。

引っ越しなどで一次的に家具の置き場所に困っている場合は、預かりサービスを利用するという方法があります。家具の預かりサービスを利用することで、確実に保管してもらえるのなら安心できることでしょう。今回は、大切な家具の預かりサービスについて詳しく解説します。古い家具の保管で悩んでいる人は、必見ですよ。

  1. 家具の預かりサービスとは
  2. 家具の預かり:引っ越し会社の場合
  3. 家具の預かり:トランクルームの場合
  4. トランクルーム探しの注意点を学ぼう
  5. 家具の預かりやトランクルームにかんするよくある質問

記事を読んだ人は。家具の預かりサービスにかんして詳しい知識を身に付けることができます。悩みの種である家具の保管をどうするかについても、最適な方法がわかることでしょう。まずは、記事を終わりまでしっかり読んでみてください。大切な家具を適切に保管するためにも、どうするべきか学びましょう。

1.家具の預かりサービスとは

家具の預かりサービスとは、どのようなものなのでしょうか。賢く利用するためにも、基本を理解してください。

1-1.家具の預かりサービスとは

家具の預かりサービスとは、家具を一時的に預かってくれるサービスのことを言います。たとえば、以下のような目的で利用することが多いです。

  • 引っ越しのとき
  • 建て替えのとき
  • 大規模なリフォームをするとき
  • 婚礼家具の一時保管

人生の節目には、家具の移動や入れ替えを伴うことが多くなります。不用になった家具にかんしては、処分してしまえば終わりです。しかし、中には思い入れが合ったりまだ使う可能性があったりするものも含まれることでしょう。家具の預かりサービスは、何らかの理由や目的があって一時的に保管しておきたい人のためにあるのです。

1-2.預ける家具の種類を確認しよう

家具の預かりサービスで取り扱っている家具には、どんな種類があるのでしょうか。

  • 洋ダンス
  • 和ダンス
  • サイドボード
  • 本棚
  • ソファー
  • ベッド
  • ダイニングテーブル
  • 応接セット
  • 学習机

家具は、大きかったり重かったりして自宅保管が難しいものが多いです。保管スペースも占有してしまうため、預かりサービスを利用することが合理的と言えます。

1-3.引っ越し会社の預かりサービスについて

引っ越し会社では、家具の預かりサービスを行っています。引っ越しには、家具の移動は付きものですからね。たとえば、新築したり大規模なリフォームを行ったりする場合は、仮住まいに住むこともあるでしょう。しかし、仮住まいでは家具を置くスペースが無いこともよくあります。引っ越し会社の預かりサービスは、短期間に家具を保管する場合利用すると便利ですよ。

1-4.トランクルームについて

家具の預かりサービスとしては、トランクルームの利用も忘れてはいけません。トランクルームとは、貸し倉庫の一種で個人が利用しやすい広さ・価格であることが大きなメリットと言えます。何かと便利なので、自宅や引っ越し先付近にトランクルームがある場合は利用を考えてみるといいですよ。

2.家具の預かり:引っ越し会社の場合

まずは、引っ越し会社の預かりサービスについて学びましょう。利用方法や料金だけでなく、メリット・デメリットなども解説します。

2-1.引っ越し会社の家具預かりサービスとは

引っ越し会社では、家具の預かりサービスを行っていることがあります。退去と入居のタイミングが合わなかったり、大規模なリフォームで仮住まいに移るものの家具までは置き場所が無かったりするときに便利なサービスです。ただし、すべての引っ越し会社でサービスを行っていない点には注意してください。

2-2.引っ越し会社の家具預かりサービスの利用方法

利用方法にかんしては、以下の流れを参考にしてください。

  1. 引っ越し会社に家具預かりサービスを申し込む
  2. 家具の搬出日時を相談して決める
  3. 搬出日時に引っ越し会社が家具を引き取りに来る
  4. 引っ越し会社の倉庫などで家具を保管する

なお、搬出したいときも引っ越し会社に連絡をして日にちと時間を決める必要があります。

2-3.引っ越し会社の家具預かりサービスの料金

引っ越し会社の場合、家具預かりサービスにかんしては料金の規定がまちまちです。引っ越しを伴う場合は、数日間は無料としているところもあります。有料となる場合、1か月で1万円程度からと覚えておきましょう。なお、家具の量にもよるので実際の料金にかんしては、引っ越し業者に聞いてみてください。

2-4.引っ越し会社の家具預かりサービスのメリット

  • 希望により梱包(こんぽう)した状態で保管してもらえる
  • 引っ越しと同時ならオプション手続きをするだけで済む
  • ごく短期間の保管の場合は保管料が無料(サービス)の場合もある

引っ越しを伴う家具の保管には、メリットが大きいと言えます。

2-5.引っ越し会社の家具預かりサービスのデメリット

引っ越し会社にとって、家具預かりサービスはあくまでも引っ越しのオプションとしての扱いです。そのため、保管環境は引っ越し会社に任せることになります。業者によっては、自社の倉庫ではなく提携先のトランクルーム業者に依頼することになるでしょう。提携先のトランク業者は、自分で選ぶことができません。つまり、最初からトランクルーム業者と契約をした方がスムーズにいくこともあるのです。また、家具の出し入れが自由にできない業者が多いので注意しましょう。

2-6.引っ越し会社の家具預かりサービスはこんな人におすすめ

  • 引っ越しの予定がある人
  • 数日間だけ家具の預かりをしてほしい人
  • 家具を自由に出し入れしなくても問題が無い人

サービス内容にメリットがあると感じた人は、引っ越し会社に相談してみてください。

3.家具の預かり:トランクルームの場合

家具の預かり先として、トランクルームの利用をおすすめします。ここでは、トランクルームについて詳しく解説しましょう。

3-1.トランクルーム・貸し倉庫のサービスについて

トランクルームは、いわゆる貸し倉庫サービスとなります。フロアを細かく仕切ってレンタルすることで倉庫として使うことができるサービスです。収納スペースが不足している人にとっては、都合の良いサービスと言えます。トランクルームは、住宅事情で収納スペースが少ない人が多いことから都市部を中心に広がっているサービスです。

3-2.トランクルームを利用する方法

トランクルームを利用するには、以下の流れを参考にしてください。

  1. トランクルーム業者に連絡をする
  2. 必要に応じて現地見学をする
  3. 業者から料金・規約などの説明を受ける
  4. 問題が無ければ契約をする
  5. ​利用開始日以降に家具を運び入れる

なお、トランクルームにはさまざまなタイプがあります。占有スペースの広さなど、契約時に業者によく相談して適切なプランを選んでください。

3-3.トランクルームの利用料金

トランクルームの利用料金は、以下を参考にしてください。

  • 事務手数料:数千円程度
  • 月額利用料金(都心部):1万円程度から5万円程度
  • そのほかの費用:管理費用として毎月数百円程度

料金については、占有スペースの広さや条件・立地などでも変化します。なお、業者によってはキャンペーンで事務手数料が無料となることもあるのでチェックしてみてください。

3-4.トランクルームのメリット

  • 空調管理を行っているので家具の状態が劣化しにくい
  • 専用のスペースを確保できる
  • 物量に合ったプランを選択できる
  • 短期間(1か月程度)から長期間まで自分の都合に合わせて契約できる
  • 家具以外のものを預けることもできる
  • 24時間出入り可能なところもある

家具は、デリケートな材質でできているものも多く、高温多湿だったり直射日光が入ってきたりすると劣化しやすいものです。しかし、トランクルームは空調管理がしっかりしているだけでなく、直射日光が当たらないように工夫することもできるので安心しましょう。

3-5.トランクルームのデメリット

メリットだけでなく、デメリットも知っておきましょう。

  • 立地を考えて契約しないと使いづらい
  • 長期間利用すると費用がかさむ
  • セキュリティーレベルの低いところだと盗難などが不安

しかし、トランクルームのデメリットの多くは、業者選びや物件選びをしっかりすることで回避できます。

3-6.トランクルームはこんな人におすすめ

  • 家具を長期間預ける予定がある人
  • 専用スペースを確保して家具を保管したい人
  • 通いやすい立地にトランクルームがある人
  • 家具以外にも預けたいものがある人
  • 毎月の管理費用が発生することを理解できる人

トランクルームは、上記の条件に当てはまってメリットを大きく感じる人に利用をおすすめします。

4.トランクルーム探しの注意点を学ぼう

トランクルーム探しの注意点について、詳しく解説します。良い業者を選ぶことも重要なポイントですよ。

4-1.トランクルームの業者選びのポイント

良い業者を選ぶことは、トランクルーム探しの基本となります。選び方のポイントについては、主に下記を参考にしてください。

  • トランクルームを運用で豊富な実績を持っている
  • 通いやすい範囲にトランクルームがある
  • 利用料金がリーズナブルな設定である
  • 利用プランが使いやすい
  • 24時間いつでも出入りできるなど使い勝手がいい
  • セキュリティーがしっかりしている
  • 利用者からの評判が良くて信頼が厚い

なお、当社でもトランクルームを多数運営していますのでご覧ください。

アプレックス

4-2.トランクルームを探すときの注意点

家具の預かりのためにトランクルームを探すときには、自分が使いやすいかどうかが重要なポイントとなります。

  • 搬入方法:自分で業者を手配する必要があるか・業者が手配をしてくれるか
  • 利用時間:24時間可能か・利用時間に制限があるか
  • 移動の自由:家具の出し入れはいつでも自由か・業者に連絡をする必要があるか

近日中に家具を動かしたい人にとっては、自由度が高いトランクルームの方が使い勝手がいいです。実際にどんな運用をしているかについては、最初に業者に確認しておきましょう。

4-3.トランクルームでよくあるトラブルについて

トランクルームを利用するときによくあるトラブルについても確認しておきましょう。どんなトラブルがあるか知っておくことで、事前に回避できますからね。

4-3-1.思ったより狭くてすべての荷物が入らない

トランクルームの広さについては、さまざまなパターンがあります。また、物件によってもスペースの形・高さなども異なるため、背が高かったり幅があったりする家具が入らなかったというトラブルも多いです。また、収納量を見誤るとすべての荷物が入りきらないこともあります。

4-3-2.夜間はトランクルームに出入りできないと言われた

トランクルームを契約するときに、出入りが可能な時間をしっかり確認しておきましょう。出入りが可能な時間帯の認識ずれは、トラブルになることが多いです。仕事帰りに寄ろうとしても、夜間は入ることができないところもあります。また、トランクルーム内のものが急に必要になっても、取り出すことができません。

4-3-3.荷物の出し入れをするたびに手数料が掛かる

業者の中には、トランクルーム内の荷物の出し入れをするたびに手数料を取るところもあります。ひとたび荷物を入れた後は保管だけすればいいという人には問題無いでしょう。しかし、頻繁(ひんぱん)に荷物の出し入れをしたい人には思わぬ出費となるので気を付けてください。

4-3-4.保管中の家具にカビやサビが発生した

トランクルームは空調管理を行っていることが多いです。しかし、屋外にコンテナを置いてトランクルームとしていたり窓などのすき間から外気が入ってきたりする場合は、空調管理がうまくできないこともあります。すると、湿気などからカビやサビが発生するトラブルも出てくるものです。家具の劣化を防ぐためには、空調管理が行き届いたトランクルームを探しましょう。

5.家具の預かりやトランクルームにかんするよくある質問

家具の預かりやトランクルームにかんするよくある質問に回答します。実際に利用するときにありがちな疑問です。それぞれ、確認しておきましょう。

5-1.家具の預かりは日割り計算で依頼できないのですか?

たとえば、1か月単位での契約となっているケースでは、1か月の途中で解約をしても月末までの契約みなすことが多いです。そのため、数日の利用であっても1か月分の料金が必要となると考えましょう。ただし、中には日割り計算で清算してくれる業者もあるので問い合わせてみてください。

5-2.家具の預かり中に万が一破損などが起きたら補償してもらえますか?

トランクルーム内で起きた事故・破損にかんしては、業者によって補償内容が異なります。基本的には、業者の責任でないと判断した場合には補償はありません。トランクルームは、スペースを貸しているわけです。使用開始以降は、契約者の責任によって物品を運び入れて保管することになります。事故や破損を防ぐためには、置き方や収納の仕方を工夫することが大切です。なお、保管中の家具にかんして任意で保険に加入したい場合は業者に相談してください。

5-3.トランクルーム内に保管できないものには何がありますか?

トランクルームは、家具の預かり以外にも家電や衣類などの収納スペースとして契約者が自由に使うことができます。ただし、業者の利用規約に違反するものは保管できません。たとえば、危険物・動植物・血液・薬品類・悪臭を放っているものなどですね。また、犯罪にかかわるものも当然保管できません。

5-4.トランクルーム内に契約者以外の立ち入りはできますか?

セキュリティーの問題から、契約者以外の立ち入りは禁止している業者が多いです。いくら友人や知人であっても、契約者外の立ち入りは認めることができないでしょう。ただし、荷物の運び出しなど契約者だけでは作業が難しい場合もあるものです。例外として、管理会社が許可した業者は立ち入り可能なことがあります。

5-5.預かりサービスを利用していた家具が不要になった場合はどうする?

不要になった家具の処分は、引っ越し会社でもトランクルーム業者でも受け付けていません。そのため、別途不用品回収業者などに処分を依頼することになります。ただし、家具の預かりサービスを利用している場所から直接運び出してもらえるかわかりません。まずは、家具の運び出しにかんしてどうするべきか、預かりサービスを利用している業者に相談してみましょう。その後、改めて不用品を処分するための手配をして家具を処分してください。

まとめ

家具の預かりサービスについて、さまざまな内容を解説しました。家具は、私たちにとって人生を共に歩んできた存在とも言えます。しかし、引っ越しや建て替えなどさまざまなライフスタイルの変化によって、どうしても処分したり手離したりする必要が出てくるものです。処分してしまえば、再度使用することはできません。それに、思い入れのある家具だったり今後使用する可能性が高かったりする家具にかんしては、処分するのも迷ってしまうことでしょう。まずは、家具の預かりサービスを利用することを考えてみてください。引っ越しを伴う場合は、引っ越し会社のサービスもいいでしょう。しかし、1か月以上利用するときは、トランクルームを利用することをおすすめします。トランクルームは、良い業者を選ぶことも大切です。記事を何度も読み返して、参考にしてくださいね。