荷物の預かりサービスを知りたい?おすすめの方法と利用のコツを伝授
旅行や出張・引っ越しなど、荷物が多くなりがちなのが悩みです。荷物が多いとフットワークが重くなったり、生活に不便が出たりなど、何かと困りますよね。そこで、活用したいのが荷物の預かりサービスです。今回は、荷物の預かりサービスについて詳しく解説します。まずは、どんなサービスがあり、どんなメリットがあるのかを知りましょう。業者選びのコツも解説するので役に立ちますよ。
この記事を読むことで、荷物の預かりサービスにかんする深い知識が身に付きます。同時に、自分に合ったものを適切に選ぶことができるので悩みを解消できることでしょう。まずは、荷物の預かりサービスにかんする知識をひとつずつ確認しながら学んでください。
1.荷物の預かりサービスとは
最初に、荷物の預かりサービスについての基本を学びましょう。主にどんなサービスがあるのか・誰がどんなときに利用するのか解説します。
1-1.荷物の預かりサービスにはどんなものがある?
多過ぎる荷物があるときは、預かりサービスを利用すると便利です。具体的には、利用場面ごとに以下のような方法があります。
- 駅・空港などでの一時預かり:旅行のときの荷物を預かってもらう
- 倉庫・レンタルボックス・トランクルームなど:収納不足のためなどにより荷物を預ける
- 引っ越し業者の荷物預かり:引っ越し業者の倉庫などで荷物を一時的に保管する
1-2.荷物の預かりサービスは誰がどんなときに利用する?
荷物の預かりサービスは、収納スペースや手段を持たない人が、保管スペースを確保するために利用します。そもそも、十分な収納スペースがあるのなら預かりサービスを利用する必要はありません。しかし、実際には住宅事情で収納スペースが狭いことが多く、引っ越しや出張のタイミングによっては、荷物の保管場所自体を確保しづらいこともあります。そこで、各種預かりサービスの需要が高まるというわけです。
2.荷物の預かりサービスを利用するには?
荷物の預かりサービスを利用する方法を解説します。サービスの選び方のほか、業者の種類をメリット・デメリットと併せて理解してください。
2-1.荷物の預かりサービスの選び方
荷物の預かりサービスは、以下のポイントを参考にして選びましょう。ひとつずつクリアするかどうかチェックし、最も適するものを探してください。
- 預ける期間はどうか(契約期間の長さや単位)
- どんなものを預けるか(空調管理が必要か)
- 貴重品を預ける予定はあるか(セキュリティーの良さ)
- 出し入れの回数はどうか(契約者が自由に出入りできるか)
- どのくらいの量を預けるか(広さが確保できるか)
- 荷物の大きさはどうか(出入り口を通過できるか)
- そのほかシチュエーション(短期間だけ利用するのか数か月単位となる可能性があるのか)
2-2.荷物の預かりサービス業者にはどんなところがある?
荷物の預かりサービスは、さまざまな業者で取り扱っています。具体的にどんな業者があるか確認しましょう。なお、いずれも基本的には有料サービスです。
2-2-1.引っ越し業者
引っ越しを伴う場合で、新居に収納しきれなくて困るのなら引っ越し業者の一時預かりサービスを利用するのが最も楽な方法です。業者にサービスを利用できないか相談してみましょう。引っ越しと同時に荷物を預かってもらえるので、手続きも簡単です。引っ越し前後の数日間程度など、ごく短期間の場合は、業者のサービスとして無料で預かってもらえることもあります。
- メリット:引っ越しと同時に荷物を預けられるので楽
- デメリット:出し入れの自由度が低い・ほかの人の荷物と混ざる心配がある
2-2-2.トランクルーム
荷物の預かりサービスとして最近急増しているのが、トランクルームです。屋外に設置したコンテナや建物の屋内を細かく仕切り、保管専門スペースとして貸し出しています。首都圏など、住宅事情が厳しく、収納スペースに困っている人が多い地域を中心に展開しているのが特徴です。
- メリット:専用の保管スペースを確保できる・契約期間中は荷物の出し入れが自由
- デメリット:希望の立地にあるとは限らない
2-2-3.倉庫業者
倉庫業者に荷物の預かりを依頼することもできます。ほかの人の荷物と同じ場所での共同保管となる点が大きな特徴です。倉庫業者のサービスは、文書や在庫の大量保管用など業者向けが主流でしたが最近では個人向けのものも増えています。
- メリット:大量の荷物を預けやすい・空調管理がしっかりしている
- デメリット:荷物の出し入れの自由度が低い・ほかの人の荷物と混ざる心配がある
3.長期的に預けるにはトランクルームを
長期的に預けるには、トランクルームの利用がおすすめです。どんな人に向くのか、料金相場・業者選びのコツなど、詳しく解説します。
3-1.トランクルームはこんな人におすすめ
トランクルームの利用は、以下のような人に向いています。
- 自分専用のスペースを確保したい
- 保管場所のセキュリティーが心配
- 状態よく保管したい
- 利用料金の支払いに納得できる
- 希望の立地にトランクルームがある
- 1か月以上預ける予定がある
3-2.トランクルームで預けることができるもの・できないもの
トランクルームを契約した後は、自分の好きなものを保管するために利用できます。家具・電化製品・洋服・美術品・スポーツ用品など、収納に困るものを預けてください。ただし、以下のものは業者の規定によって預けることができないので注意しましょう。
- 動植物
- 発火する恐れがあるもの
- 薬品類(危険物)
- 異臭・悪臭がするもの
- 水分や高温を発するもの
- 騒音を発するもの
なお、業者によっても細かな指定が異なります。より詳しい内容は、契約書を確認してください。
3-3.トランクルームの料金相場
トランクルームの料金相場は、立地条件や部屋の広さなどで大きく異なります。都心の物件の場合は、以下を参考にしてください。
- 東京都文京区(1.2畳)1区画:約16,000円(月額)
- 東京都江戸川区(2.4畳)1区画:約20,000円(月額)
なお、現在ほかの人が契約中の物件でも、数日後に解除予定となっている場合もあります。気になる物件の状況については、必ず業者に確認しておきましょう。
3-4.トランクルームに荷物を預ける方法
トランクルームに荷物を預けるためには、正式な契約を取り交わしてからになります。まずは、気になる物件を見つけて業者に見積もり依頼を出しましょう。業者から契約内容の確認があるので指定された書類などを提出し、簡単な審査を受けてください。審査に通れば、正式契約が可能な状態です。改めて業者からの契約の意思確認を待ちましょう。身分証明書など必要書類の提出や銀行口座の確認など、必要な手続きが完了するとカギ・契約書などが送られてくるので確認してください。カギを入手できればトランクルームの可能となるので、荷物を預けましょう。
3-5.トランクルーム業者選びのコツ
トランクルーム業者を選ぶときは、以下の条件を満たすところにしましょう。
- トランクルームの運営で多数の実績がある
- 利用したい地域でトランクルームを運営している
- 物件の管理状態がいい(空調管理・清掃など)
- 問い合わせに対する回答が迅速・丁寧
- 荷物の保管にちょうどいい広さの物件がある
- 利用料金がリーズナブルで明確な設定
- 顧客からの評判がいい
- セキュリティーがしっかりしている
なお、当アルファトランクでも東京・神奈川に多数のトランクルームを運営しています。希望条件に近い物件がありましたらお気軽にお問い合わせください。
3-6.トランクルームを利用するときの注意点
トランクルームを利用するときは、料金の安さだけで決めないことが大切です。同じ広さでも、空調管理や掃除・セキュリティー面で不安が残るところは契約しないようにしましょう。大切な荷物が破損・汚損したり紛失したりする恐れがあります。また、立地もできるだけ考慮してください。荷物の出し入れに不便を感じるほど遠くにあるようでは、メリットが半減してしまいます。
4.荷物の預かりサービスにかんするよくある質問
最後に、荷物の預かりサービスにかんするよくある質問に回答します。それぞれ役に立つ内容ですから目をとおしておきましょう。
4-1.保管中の荷物の破損や劣化を防ぐコツは?
保管中の荷物の破損や劣化は、不適切な管理が原因のため、以下の点に注意しましょう。
- 荷物を詰め過ぎない(余裕のあるスペースを確保する)
- 通気の良さを確保するために配置を考える
- 湿気・直射日光に気を付ける
- 不安定な置き方をしない(適宜ラックや棚を活用する)
4-2.保管中の荷物が不要になった場合は業者に処分依頼できますか?
基本的には、預かりサービスを行っている業者では処分できません。別途不用品回収業者に依頼してください。ただし、預かりサービスを依頼している業者で、不用品回収も行っている場合があるので調べてみましょう。なお、依頼できる場合でも不用品の処分は有料となります。
4-3.夜中に荷物の出し入れをしたい場合に最適なサービスは?
トランクルームで24時間対応のところです。夜中でも荷物の出し入れが可能になります。ただし、同時に作業中の安全を考えると、セキュリティーがしっかりしていることも重要です。特に大切なものを保管している場合は、気を付けましょう。
4-4.トランクルームの契約に必要な本人確認書類とは?
トランクルームを利用するためには、初回契約時に契約者本人の身分証明書が必要です。たとえば、個人契約の場合は、以下のものを求められることが多いでしょう。
- 運転免許証
- パスポート
- 健康保険証
- 住民票
- 住民基本台帳カード
なお、身分証明書に記載のある住所と現住所が異なる場合は、公共料金の領収書(現住所の記載があるもの)などのコピーが必要になることがあります。
4-5.トランクルーム契約期間中にほかの区画へ変更したい場合は?
契約期間中でも、変更できる場合があります。まずは、早めに業者に相談してください。ほかの人が目当ての区画を契約してしまえば変更ができなくなります。なお、区画変更をした場合の荷物の移動は、契約者が自ら行うことになるため、作業方法も考えておきましょう。
まとめ
今回は、荷物の預かりサービスについて詳しくまとめました。特に引っ越しや長期出張などで、大量の荷物を長期間預かってほしいときには、トランクルームが大活躍します。専門の保管スペースを確保でき、空調管理や清掃・セキュリティーが行き届くところを選べば安心です。さらに、利用しやすい立地の物件を選ぶことで使い勝手も増すことでしょう。まずは、どんな物件があるのか調べてみてください。なお、トランクルーム業者も続々と登場してきています。顧客からの評判も調べ、信頼できる業者と契約しましょう。