一人暮らしで荷物が多く収納できないのならトランクルームがおすすめ
一人暮らしでも、荷物が少なくてスッキリしている人もいれば、荷物が多くて困っている人もいるでしょう。日用品ではなく趣味のものでは、捨てることができません。そうはいっても、限られた収納スペースで荷物のやりくりをするのは一苦労でしょう。そのようなときに利用したいのがトランクルームです。今回は一人暮らしの荷物の収納方法について紹介をします。
この記事を読むことで、一人暮らしの荷物をきちんと整理することができ、収納スペースを得(え)ることができます。整理しても部屋の収納スペースに限界を感じた人はぜひ参考にしてください。
1.一人暮らしの荷物について
この項では、一人暮らしの荷物について紹介をしていきます。どのような荷物があるのでしょうか。
1-1.一人暮らしの荷物の目安
一人暮らしの荷物の目安は、ワンルームであれば段段ボール10個ほどです。
1-2.多い荷物とは? 多い理由はなにか
服が好きな人であれば季節ごとの服が多くなるでしょう。また、楽器や本など趣味のものは多くなってしまう傾向があります。なかなか、捨てることもできずに溜まっていく可能性が高くなるでしょう。
2.荷物の整理、収納について
この項では、荷物の整理、収納について紹介をします。
2-1.荷物を減らす・捨てる方法
荷物を減らす・捨てる方法はとしては、「必要なもの」「不必要なもの」「保留」の3つの箱を用意します。そして、必要なものは必要なものの箱へ、不必要なものは不必要の箱へいれるのです。判断に迷った場合は保留の箱に入れます。その後、一週間してから仕分けをおこない必要なものと、不必要なものをしっかりと仕分けましょう。一度に「必要なもの」と「不必要なもの」の判断しようとすると不必要なものも処分しにくくなります。そのため、一週間、頭を冷やす期間を置いて再度、仕分けをしましょう。これを何回も続けることで不必要なものの量を少なくすることができるでしょう。
捨てるものの目安は、今現在使用していないものです。今、使っていないのであれば将来的にも使わない可能性が高いので、そのまま処分してしまいましょう。
2-2.捨てられない荷物はどうするか
購入したときに高額だったものは、なかなか捨てることができないでしょう。そのようなものは、リサイクルショップに買い取ってもらうという処分方法があります。また、必要としている人に譲るという選択肢もあるでしょう。
2-3.整理・収納のポイント
整理とは、必要なものと不必要なものの見極めをすることです。自分にとって必要なものは何かしっかりと考える必要があります。つまり、不必要なものをいかに見極めて捨てることができるかです。今現在使用していないものであれば、捨てても問題はありません。そして収納は、使うものをしまうことになります。整理により厳選したものを出し入れしやすく管理しやすい定位置を決め納めることが収納です。
2-4.収納の悩みごと
一人暮らしの方は、ワンルームに住んでいるケースが多いでしょう。ワンルームは収納スペースがほとんどなく、収納のために収納ボックスなどを購入した場合、その収納ボックスのせいで部屋(へや)が狭くなってしまいます。つまり、収納のための道具のせいで部屋(へや)が狭くなってしまうわけです。
2-5.収納場所を作る方法
賃貸マンションのワンルームの場合、収納場所を作るには、トランクルームの利用がおすすめです。また、収納方法の工夫というものがあります。ただ、ワンルームでは収納方法をいくら工夫しても限界があるでしょう。マンションによっては、別途料金を支払うことで利用することのできる倉庫がある場合、その倉庫を利用するのも手です。トランクルームと同じように有料ではありますが、収納スペースがない場合には非常に有用な手段でしょう。ただし、倉庫を設けていないマンションの方が多く、誰でも利用することのできる手段でありません。
2-6.注意点
収納するというのは、必要なものをすぐに取り出すためにおこなうものです。永遠に使わないものを収納ボックスに入れるのは、収納ではありません。捨てる場所がゴミ捨て場から、収納ボックスに変わっただけです。そのため、計画を立てて定期的にすべてのものを必要は不必要なものの整理整頓をしましょう。
3.一人暮らしの荷物、トランクルームの活用について
3-1.トランクルームとは
トランクルームとは、普段使用しない荷物などを一時的に預けることができる貸しスペースです。マンションなどの集合住宅で居室とは別に設けられている倉庫もトランクルーム呼びます。しかし、ここで紹介するトランクルームは個人が契約して利用料を支払うかたちで利用するものです。個人利用の場合、趣味やレジャーの道具を預けることができます。近年では事業者も利用者も増加傾向です。特に東日本大震災以降は家財道具や思い出の品物を預け、リスク分散させるという観点でも注目されています。会社ごとに呼び方が異なり、「レンタル収納スペース」や「コンテナ」などとも呼ばれるので注意しましょう。
3-2.トランクルームの活用のメリット
トランクルームのメリットは下記のようなものがあります。
- 周囲に気兼ねなくものを保管できる
- オフシーズンの荷物が保管できる
- 引っ越しやリフォームの際に荷物をおくことができる
- 防災グッズを保管することができる
3-2-1.周囲に気兼ねなくものを保管できる
自分の趣味で集めたものを捨てることなく保管することができます。また、自分のものが多すぎて家の収納を圧迫する場合、誰にも気兼ねすることなく、トランクルームへ保管が可能です。トランクルームには完全鍵付きですから、家族や第三者が勝手に開けることもできません。趣味のものが多い場合は、トランクルームの利用はメリットがあります。
3-2-2.オフシーズンの荷物が保管できる
ストーブやこたつ、扇風機といった季節限定で使用する家電や家具もトランクルームへ保管することができます。ワンシーズンしか使用しないものを自宅で保管しておいても邪魔(じゃま)なだけです。また、スキー板やスノーボード・水着などオフシーズンがあるスポーツ用品や季節の服も保管ができます。
3-2-3.引っ越しやリフォームの際に荷物をおくことができる
荷造りで部屋が段ボールだらけで困っているという方も多いでしょう。そのようなとき、荷物を運び出すまでの間、トランクルームに保管することができます。
3-2-4.防災グッズを保管することができる
トランクルームに水や非常食などの防災グッズを置いておくことで、災害にあったときに役に立つでしょう。地震をはじめとした自然災害が多い日本ならではの利用方法です。何かあったときに家族との集合場所に指定しておくこともできます。
3-3.一人暮らしの荷物の保管に向いているトランクルームとは
トランクルームの広さの表記は、会社によって異なります。「アルファトランク」は帖数(じょうすう)の表記です。一人暮らしの方に向いている帖数(じょうすう)は下記のとおりになります。
- 1帖(1.62㎡):1R~1DKにお住いのかた
- 1.5帖(2.43㎡):1R~1DKにお住まいのかた
1帖は、荷物が少ない一人暮らしの方には非常に向いています。布団・洗濯機・冷蔵庫・テレビ・電子レンジ・段ボール約10個が収納可能です。一人暮らしの荷物のほとんどをトランクルームに収納することができるでしょう。
1.5帖は、荷物が多めの一人暮らしの方向けです。ベッド・冷蔵庫・電子レンジ・テレビなどの基本的な家具・家電を収納できます。
つまり、一人暮らしの荷物の保管に向いているトランクルームは1帖~1.5帖です。
3-4.業者選びのポイントについて
トランクルームの業者選びのポイントとしては、下記のとおりです。
- 毎月の利用料金が安い
- 短期間の利用が可能
- 空調・換気が完備されている
- セキュリティ面がしっかりしている
- 対応が丁寧
- トランクルームの現地見学が可能
空調・換気が完備されていない場合、カビが繁殖する原因になります。また、セキュリティ面がしっかりしているトランクルームは、毎月の利用料金が高くてもおすすめです。セキュリティ面と同時に、対応が丁寧ではない業者は避けた方がいいでしょう。安心して荷物を預けるために、事前にトランクルームの現地見学をしておくこともおすすめします。
3-5.トランクルーム使用の流れについて
トランクルームの使用の流れについては下記のとおりです。
- トランクルームを探す
- トランクルームの現地見学をする
- 電話やインターネットから申し込みをする
- 書類審査後に契約
- 入金
- 指定された入庫日に入庫
3-6.料金について
アプレックスのアルファトランク椎名町では、下記のような料金になります。
- 1帖:13,824円(税込み)
- 1.5帖:19,980円(税込み)
また、アルファトランク雑司が谷・護国寺では、下記のような料金になります。
- 1.0帖:15,120円(税込み)
- 1.3帖:19,224円(税込み)
3-7.注意点
アルファトランクは、24時間365日、出し入れ自由ですが運営会社によっては営業中しか出し入れできない場合や、出し入れするために、事前に予約をしなければならないトランクルームもあります。日時に制限がある場合、使いがって悪いので事前確認が重要です。
4.よくある質問
Q.空調・換気をしないトランクルームはあるのでしょうか?
A. すべての屋外型のトランクルームは空調・換気はありません。
Q.トランクルームの場所は自宅から近いほうがいい?
A. 日用品を保管している場合は、自宅に近いほうがいいでしょう。しかし、楽器など趣味のものを保管するのであれば、スタジオなどの近くにトランクルームを借りた方がメリットはあります。
Q.トランクルームに預けられないものはあるのですか?
A.動植物・危険物・異臭や悪臭のする物品・水分や高温を発する物品・ほかの使用者に悪影響をおよぼす物品は預けられません。
Q.自宅まで荷物を取りにきてくれるでしょうか?
A. 取りに来てくれる業者もあります。取りに来てくれないのが一般的です。
Q.万が一トラブルが発生した場合、補償はありますか?
A. 倉庫業法に基づいて営業している会社であれば、一定額の補償はあるでしょう。賃貸契約に基づいてトランクルームを営業している場合、補償はありません。契約時に確認しましょう。
まとめ
いかがでしたか。一人暮らしで荷物が多くて困っていても、趣味で集めたものは簡単に整理できません。捨てて後悔する可能性があるのなら、トランクルームを借りて収納スペースを確保しましょう。しかし、本当に必要なのか、それとも不必要か整理してから収納スペースを借りないと整理の面では意味がありません。