ドラムセットの保管・収納はどうする? 最適な方法教えます!
ドラムセットの保管や収納にお困りでしょうか? 演奏者にとって「大切な相棒」であるドラムですが、かさばる・大きい・重いなどの要素があるため保管が難しいですよね。また、スペースが必要なだけではなく、デリケートな楽器なので保管環境も大切になります。
そこで、ドラムの保管方法や手入れ方法とともに、大切なものの収納に最適な「トランクルーム」についてもご紹介しましょう。
この記事を読んでいただければ、ドラムの保管に関するお悩みを解決できるでしょう。ぜひ、お役立てください。
1.ドラムの保管・収納の困りごとは?
まずは、ドラムの保管や収納に関してよくある困りごとを知っておきましょう。さらに、保管方法・場所などの基礎知識を学んでください。知っておくと役立ちます。
1-1.ドラムの保管に関する困りごと
ドラムセットの保管で困っている人は多いものです。そして、皆さんのお悩みは共通しています。どのようなことが挙げられるのでしょうか?
- 家や部屋に保管するスペースがない
- 家での保管を家族が許可してくれない
- 出し入れがしやすい場所がない
ドラムを保管するには、取り出しやすく戻しやすい場所・最適な環境・定期的な手入れが必要になります。しかしながら、すべての条件に合った場所を見つけるのは難しいため困っている人が多いのです。
1-2.主な保管場所は?
ドラムセットの保管は、皆さんどのような場所を使っているのでしょうか? 実際に「演奏者がドラムを保管している場所」としては、以下のようなものが挙げられます。
- セットしたまま自分の部屋か自宅のスタジオに
- ケースに入れて家の押し入れ・クローゼット・納戸などに
- ケースに入れて庭の物置やガレージ、車の中など屋外に
- トランクルームなどのレンタルスペースに
2.ドラムセットの保管方法
ドラムセットの保管に関するおすすめのアイデア・注意点・手入れ方法など、知っておきたい知識をご紹介しましょう。
2-1.ドラム保管のDIYアイデア
DIYが得意な人は、自分でドラムラックを作る人もいます。スネアやシンバルは平置きにするとスペースを取るので書類ラックのように縦に仕切り板があり、「縦置き」で収納できるラックが便利です。「腕に自信あり!」の人は挑戦してみてはいかがでしょう。
2-2.ドラムの手入れ方法・保管のコツ・注意点
ドラムを保管場所に収納する前に、やっておきたい手入れ方法と、保管のコツや注意点などをご紹介しましょう。
2-2-1.保管前の手入れ方法
ドラムを使用した後は、そのまま収納場所に保管する前に手入れをしてください。
- 金属部分はサビ防止のため、付着した指紋や汗を拭き取る
- シンバルは専用のクリーナーなどで磨く(※)
※シンバルは「ピカピカに磨いたほうがいい」「余計な手入れはしないほうがいい」と正反対の意見があります。自分のドラムはどうしたらいいか迷ったら、購入した楽器店などにお問い合わせください。
2-2-2.保管のコツや注意点
ドラムを保管するときは、以下のことに気を付けましょう。
- ケースに収納した場合は、そのまま放置せずときどき空気に触れさせ湿気を飛ばす
- 高温多湿の場所・直射日光が当たる場所を避ける(真夏の車内や屋外にある物置などはNG)
- 押し入れなどに収納するときは、下にすのこを敷いて湿気がたまるのを防ぐ
- 納戸など普段使用しない場所に収納するときは、1週間に1度は扉を開けて扇風機で風を送る
- 小さな子どもやペットがいる家庭内でドラムを保管する際は、手が届かないように注意する
3.ドラムをトランクルームに預けるという選択も!
ドラムセットはトランクルームに預けるのもおすすめでしょう。トランクルームとは、普段使用しないものなどを一時的に預けられるレンタルスペースで「広さ」や「環境」がドラムの収納に最適だからです。トランクルームの基礎知識・選び方・注意点などをご紹介しましょう。
3-1.トランクルームのメリット
トランクルームには、さまざまなメリットがあります。
- 自分の荷物量に最適なスペースを借りられる
- 自宅を広く使うことができる
- アパートなどを別に借りるよりは、初期費用や月額利用料が安い
- 自分の都合がいい期間だけ利用できる
- 室内タイプで空調設備が効いているトランクルームなら荷物が劣化する心配がない
- セキュリティーが万全なら盗難の心配がない
- 広めのスペースを借りれば手入れなどの作業もできる
- 24時間出入り可能なトランクルームなら、荷物の出し入れを好きなときにできる・業者によっては申し込みから借り入れまでがスピーディー
3-2.トランクルームを借りる方法
トランクルーム業者は数多くあり、運営会社によって借りる方法は異なります。ここでは、株式会社アプレックスが運営する「アルファトランク」の申し込みから契約までの流れをご紹介しましょう。
- ホームページで借りたい場所を選び、電話かメールで申し込む
- 業者より、申込書・必要書類がメールかFAXで送られてくる
- 2が届いたら必要事項を書き込み業者に返送する
- 業者より電話確認があり、精算書が送られてくる
- 請求金額を業者の銀行口座に入金する
- 入金確認が取れたら、業者より鍵・契約書・口座引き落とし依頼書が送られてくる(宅配便)
- 6に同封されている返信封筒に必要書類と本人確認書類のコピーを入れて返送する
3-3.トランクルームの料金
トランクルームのレンタル料金は、業者によっても異なります。また、場所や部屋のサイズなどによっても大きく違いがあるのです。アルファトランクの料金例をご紹介しましょう。
- 渋谷区神宮前:間口1m5cm×高さ2m25cm×奥行き2m→30,240円(税込み)
- 千代田区一番町:間口1m80cm×高さ2m10cm×奥行き1m20cm(柱あり)→23,328円(税込み)
- 江戸川区:間口1m20cm×高さ2m10cm×奥行き1m80cm→17,280円(税込み)
上記のように、トランクルームの場所によって同じような広さでも値段に差が出るのです。
3-4.トランクルームはこんな人におすすめ!
トランクルームは、ドラムセットの収納場所にお困りの人におすすめです。室内型やコンテナのような屋外型がありますが、ドラムセットを預けるなら室内型が最適でしょう。以下のような利点があります。
- 天候に関係なく荷物の出し入れができる
- 空調・換気設備があれば楽器には最適の環境
- セキュリティーがしっかりしていれば盗難の心配がない
アルファトランクのトランクルームは、空調・換気が完備、セキュリティーも万全で契約者以外は出入りできません。高額のドラムセットも安心して預けることができます。
3-5.ドラムセットを保管する際の注意点
ドラムセットをトランクルームに預けるときは、ソフトケースやハードケースの中にしまって預けます。けれども、通気も必要なので「預けっぱなし」ではなく定期的に訪れ、ケースから出して手入れをしてください。また、床にケースごと「じか置き」にしないで、すのこなどを敷いてから置いたほうがいいでしょう。
3-6.トランクルームの選び方
トランクルームを選ぶときには、以下のことをきちんと確認して選びましょう。
- 預けたい荷物がきちんと入る大きさか
- 月額利用料はいくらか
- 利用料以外に初期費用や管理費などがかかるのか
- 24時間荷物の出し入れは可能か
- トランクルームの敷地内かその近隣に駐車場はあるか
- トランクルーム内に台車はあるか
- 空調設備やセキュリティーはきちんとしているか
- 事前に見学することはできるか
4.ドラムの保管・収納に関するよくある質問
ドラムの保管・収納に関して、よくある質問をご紹介しましょう。
Q.トランクルームにドラムを預けたいのですが、自宅の近くかスタジオの近くか迷っています。
A.自宅近くに預けたほうが便利です。けれども、よく使用するスタジオがある場合はその近くのほうがいいでしょう。
Q.大切なドラムセットと楽器を預けたいのですが、スペースを確認したいので事前に見学できますか。
A.業者によって異なるでしょう。アルファトランクでは現地見学が可能です。事前に予約が必要なのでこちらの「Q17」をごらんください。
Q.ドラムセットをトランクルームに預けるとき、どのくらいのスペースを借りればいいですか。
A.ドラムの種類によっても異なるので、ケースに収納してから必要なスペースを測ってみましょう。借りるときには、スペースに余裕を持って借りたほうが、ほかのものも一緒に保管できるので便利です。
Q.トランクルームを借りるときに必要なものは何でしょうか?
A.アルファトランクで必要なのは、本人確認書類、金融機関取り引き印、金融機関・支店・口座番号のわかるもの、契約時に必要な費用・緊急連絡先などです。詳しくは、こちらをごらんください。
Q.たまにしか使用しないドラムセットを東京のトランクルームに預けたいのですが、できるだけ安く借りるコツはありますか。
A.アルファトランクの場合、都心から離れた場所のほうが、同じ広さのスペースでもレンタル料金は安くなるのでお得です。
まとめ
ドラムセットは大きいので保管に困っている人は多いでしょう。「自宅に十分な保管スペースがある」「スタジオに預けられる」という人はなかなか少ないですよね。保管場所に困っている場合は、レンタルルームを借りるのがおすすめになります。
スペースに余裕を見て借りればほかの荷物も預けられ、中で手入れをすることも可能です。ドラムを始終使うか、たまにしか使わないかによって最適な預け場所も異なります。よく考えて選んでくださいね。