ワインや楽器など、自宅で保管が難しいものも預けられる! トランクルームとは?
お金と時間をかけてコツコツと集めてきた大切なコレクション。
祖父母や親から受け継いだ品々など、今すぐには使わないけれど決して捨てられないものをお持ちの方は多いと思います。
しかし、家の収納スペースは有限です。
そこでお勧めしたいのがトランクルーム。
ただ荷物を預けるだけのスペースではないのです。
そもそもトランクルームとは?
「トランクルームって不要な荷物を預かってくれる物置のようなスペースですよね」と思っている方は多いと思います。
これは半分が正解で、半分が間違っています。
現在日本では対価を受け取って荷物を預かるサービスが以下の2種類があるのです。
- トランクルーム
- レンタル収納スペース
少し郊外にある空き地にコンテナがいくつも積んであり「レンタル倉庫」という看板が建ててあるものを見たことがある方はいませんか?
あれもレンタル収納スペースの一種。
この2つは運営会社と適応される法律が違ってくるのです。
トランクルームは国土交通大臣の登録を受けた倉庫業者のみが運営できる商品以外の品物を預かるサービスです。
荷物の保管を行う建物は国土交通省に登録しているものではなりませんし、倉庫管理主任者の配置が義務付けられています。
また、万が一顧客の荷物が紛失したり破損したりした場合は一定の保証制度があります。
一方、レンタル収納スペースは屋内、屋外を問わず不動産賃貸業者が運営するサービスです。
荷物を補完する建物は届け出が特に必要ないので、築年数のたったマンションや屋外にコンテナを置いてそこをレンタルスペースとして貸し出すことも多いです。
管理者がいる場合もありますが、週に一度だけの巡回だけなどトランクルームに比べるとセキュリティが緩めです。
この違いは料金に反映されていて、トランクルームのほうがレンタル収納スペースよりも初期費用やレンタル料が高額に設定されています。
トランクルームは大きな貸金庫?
貴重品を預ける場所、というと銀行の貸金庫を思い浮かべる方も多いでしょう。
しかし、一般の方がレンタルできる貸金庫というのは有価証券や通帳、遺言書などの書類をいれるのがせいぜいの大きさです。
トランクルームは銀行並み、というわけにはいきませんが出入り口にセキュリティを完備しており、契約者以外の立ち入りは出来ません。
つまり、現金や有価証券ほどではないけれど、破損や盗難が心配なものを預けるにはぴったりの場所なのですね。
また、設備によっては温度や湿度が管理されていたり、防虫や防塵設備があるところもあります。
大切なものの収納場所を探している方はトランクルームを利用してみよう
- 換金すればそれなりの金額になる量の多いコレクション(ワインや模型など)
- 祖父母、父母などから受け継いだ価値のある品
- 今は使わないけれど、そのうち使う予定のある高価な品(楽器や家電など)
- 家の建て替えなどで家財道具の一時預かり場所を探している
など、大切なものの保管先をお探しの方は是非トランクルームを利用してみませんか?