子供の思い出の品を残したい! 上手な保管方法を詳しく教えます!
「子供の思い出の品がたくさんあるので、上手に残す方法を知りたい」とお考えではありませんか? 子供が成長するにつれて思い出の品も増え続けるため、保管方法や保管場所に悩みますよね。簡単に処分できるものではないとはいえ、どんな方法や場所で保管すべきか、よく分からないこともあるでしょう。
そこで今回は、子供の思い出の品を保管する方法について詳しく解説します。
この記事を読むことで、子供の思い出の品を上手に保管するポイントがよく分かります。まずは、記事を読んでみてください。
1.子供の思い出の品は残すべきか?
最初に、子供の思い出の品は残すべきかどうか見ていきましょう。
1-1.子供の思い出の品は一定量残すのがおすすめ
子供の思い出の品は、一定量残しておくとよいでしょう。子供の思い出の品は、子供が成長した記録そのものです。実用性はなくても、目にするたびに当時の子供の姿が目に浮かんでくることでしょう。親にとって子供の思い出の品は、頑張って子育てした証拠ともいえます。また、子供にとっても、今後の人生で大切な宝ものとなるはずです。
1-2.残す量の上限を決めておく
子供の思い出の品は、残す量の上限を決めておくことをおすすめします。たとえば、ダンボール1箱分と決めておき、それ以上は処分することにするのです。そのほか、種類ごとに3つまでという決め方でもよいでしょう。残す量の上限を決めることで気持ちに区切りが付き、仕分け作業がはかどります。
1-3.子供の思い出の品を残す基準
子供の思い出の品を仕分ける際、以下の基準を参考にするとよいでしょう。
残すもの
- 表彰されたり高い評価を受けたりした
- 思い入れが強い
- 大切な人からのプレゼント品
- 写真やアルバム
- 成績表・卒業証書など
処分するもの
- 汚れや傷みがひどい
- 故障などにより正常に使えない
- 同じようなものがたくさんある
- 特に思い入れがない
2.子供の思い出の品を残す方法は?
子供の思い出の品を残す方法について、主な手順に沿って詳しくご紹介します。
2-1.子供の思い出の品をすべて出す
最初に、子供の思い出の品をすべて出してみてください。家中をチェックして、1か所に集めましょう。すると、想像以上に多くのものがあることに驚くことでしょう。特に、今まで子供の思い出の品を捨てたことがない人は、大量にあるはずです。現実に多くのものを目にすれば、不用品を仕分けて処分せざるを得ないことが分かります。
2-2.不用品を仕分ける
子供の思い出の品をすべて出したら、この記事の「1-3.子供の思い出の品を残す基準」を参考に、不用品を仕分けてください。物量が多い場合は、一つずつじっくり考えていると時間が膨大にかかってしまうため、なるべく短時間で判断するように心がけましょう。仕分け作業に集中し、途中で思い出に浸らないようにしてください。
2-3.不用品を処分する
子供の思い出の品を仕分け終えたら、以下のような方法で不用品を処分しましょう。
2-3-1.自治体回収にゴミとして出す
子供の思い出の品は、自治体回収にゴミとして出すことができます。ゴミの分類については、以下が一般的です。
- 可燃ゴミ:紙・木・布・革など焼却処分可能な素材のもの。無料
- 不燃ゴミ:ガラス・金属・陶器など焼却処分不可能な素材のもの。無料
- 粗大ゴミ:一定以上の大きさや重さがあるもの。有料収集になることが多い
上記以外にも、金属ゴミや資源ゴミなど、自治体によってさまざまな分類があります。詳しくは、自治体のホームページで確認してください。
2-3-2.知人や福祉施設に譲る
まだキレイで十分に使えるものは、知人や福祉施設などに譲る方法もあります。譲り先が見つかれば、まだ使えるものを廃棄処分せずに済み、喜んで使ってもらうことが可能です。まずは、心当たりのある知人や福祉施設などに問い合わせてみるとよいでしょう。譲り先が決まったら、先方と配送方法や配送スケジュールなどについて打ち合わせてください。なお、福祉施設に譲る場合は、譲る側が配送方法を手配し、配送費用も自己負担するのが一般的です。
2-3-3.不用品回収業者に処分してもらう
物量が多い場合などは、不用品回収業者に処分してもらうと便利です。不用品回収業者では、回収後の不用品を適切な方法で再販・再資源化などによりリサイクルしてもらえます。また、都合のよい日時と場所で回収してもらえる、そのほかの不用品も同時に引取処分や買取を依頼できるなどの点もメリットです。なお、都合のよい日時と場所で回収してもらう場合は、1回数千円程度~の回収費用がかかります。
2-3-4.買取に出す
子供の思い出の品でも、種類や状態によっては買取してもらえることがあります。たとえば、以下のようなものは中古需要が高いため、買取してもらえる可能性があるでしょう。
- ベビーカー
- ベビーベッド
- おもちゃ
- 学習教材
- ベビー服・子供服
- 絵本
- チャイルドシート
買取してもらうには、以下のような方法があります。
- リサイクルショップに売る
- 不用品回収業者に買取してもらう
- ネットオークションやフリマアプリに出品する
それぞれメリット・デメリットがあるので、自分にとって最もメリットが大きい方法を選ぶとよいでしょう。
2-4.デジタルデータに残して処分するのもおすすめ
処分する判断に迷うものでも、デジタルデータに残せば、気持ちに区切りが付くことがあります。たとえば、子供の絵や工作などは、何かとかさばるものです。しかし、スキャナーでスキャンしたりスマホなどで撮影したりしてデジタルデータに残せば、いつでも見ることができます。また、デジタルデータは保管場所を取らないので、保管スペースが確保できない場合にもおすすめです。
3.子供の思い出の品を保管する場所はどこがいい?
子供の思い出の品を残す場所はどこがよいか、具体的に見ていきましょう。
3-1.子供の思い出の品を残すにはどんな条件が必要?
子供の思い出の品は、以下の条件を満たす場所に保管するのがおすすめです。
- 直射日光が当たらない
- 高温多湿にならない
- 十分なスペースを確保できる
- ホコリっぽくならない
子供の思い出の品は劣化しやすい素材のものが多いため、状態よく維持するためにも、上記の条件を満たしている場所で保管しましょう。
3-2.子供の思い出の品を保管する場所
子供の思い出の品は、以下のような場所に保管するとよいでしょう。
3-2-1.押し入れ・クローゼット
子供の思い出の品は、押し入れやクローゼットに保管することをおすすめします。子供の思い出の品は、日常生活で使用するものではないからです。何かの機会に取り出して、家族で思い出を振り返るためのものという意味からも、押し入れやクローゼットに保管するのが最適といえます。なお、使用頻度が低いものなので、奥側にしまっても構いません。
3-2-2.子供部屋の収納スペース
子供の思い出の品は、子供部屋の収納スペースに保管するのもよいでしょう。子供の思い出の品は、基本的に子供の所有物だからです。自分のものを自分で管理させるのも、教育の一つになります。子供部屋で保管することになれば、子供が自ら収納スペースを片付けるきっかけにもなるでしょう。
3-2-3.リビング
リビングに子供の思い出の品を保管する方法もあります。リビングに保管しておけば、いつでも取り出して眺めながら家族団らんを楽しむことも可能です。特に子供が小さいうちは、写真や絵などをフレームに入れて飾っておくのもよいでしょう。目にするたびに温かい気持ちになることができます。
3-2-4.トランクルーム
子供の思い出の品は、トランクルームに保管する方法もあります。トランクルームとは、ビルのフロアを細かく区切り、保管スペース用などを目的に貸し出すサービスのことです。トランクルームを利用すると、自宅の保管スペースを圧迫することなく、子供の思い出の品を保管することができます。立地や広さなどをチェックし、使い勝手のよい物件を探してみるとよいでしょう。
4.子供の思い出の品に関するよくある質問
最後に、子供の思い出の品に関する質問に回答します。それぞれ参考にしてください。
Q.子供の思い出の品を処分するときの注意点は?
A.必ず子供の了承を得てから処分してください。子供にとっては、思わぬものが思い出の品になっていることがあるからです。無断で処分してしまうと、後々まで子供との間にわだかまりが残ることがあるので注意しましょう。
Q.何度処分しようとしても迷うものがあるのですが?
A.無理に処分する必要はありません。処分すると後悔しそうなものは、思い出の品の中でも特に大切なものだと判断できます。
Q.子供の思い出の品はいつまで保管すべきか?
A.まずは、子供が成人するまでを目安に保管するのがおすすめです。子供が成人した際、一緒に思い出の品々をチェックし、無事に成人できたことをお祝いするのもよいでしょう。その後、子供と相談して処分してもいいし、思い入れの強いものを中心に保管し続けても構いません。
Q.子供の思い出の品は何年に一度処分すべきか?
A.特に決まりはありません。しかし、年々増え続けていくため、1年に1回程度内容を見直し、不要だと感じたものは処分するとよいでしょう。
Q.評判のよいトランクルームの見分け方は?
A.以下のポイントを参考にすると、間違いないでしょう。
- トランクルームの運営実績が豊富
- 使いやすい立地に物件を多数展開している
- さまざまな広さ・タイプの物件から選べる
- 現場見学や見積もりは無料
- リーズナブルで分かりやすい料金システム
- 契約中はいつでも出入りできる
- スタッフの感じがよく顧客からの評判もよい
- 清掃や空調管理が行き届いている
- セキュリティーがしっかりしている
- 個人情報保護や守秘義務にきちんと配慮している
- 必要に応じて損害保険に加入できる
まとめ
今回は、子供の思い出の品について詳しく解説しました。子供の思い出の品は、子供が成長した証拠であり、かけがえのないものになります。しかし、子供が成長するほど、思い出の品が増え続けてしまうのも事実です。まずは、残すものと処分するものの基準を決め、子供と相談しながら仕分けてみるとよいでしょう。また、処分する前にデジタルデータに残しておく方法も検討してみてください。なお、自宅などに適切な保管スペースがない、処分したくないものが大量にある場合などは、トランクルームを借りるのもよいでしょう。