コートを収納するコツや収納前の注意点・トランクルームの利用方法も
コートはどのような方法で収納すればいいのか、収納前に何か手入れをしたほうがいいのか……などなど、コートの収納で悩んでいる方は多いでしょう。
コートを収納する方法によって、次のシーズンで使えなくなる恐れがあります。お気に入りのコートほど、どのような方法で収納すればいいのか、どこに保管すべきなのかと頭を抱えている方は多いでしょう。ずっと長く着続けるためには、コートに適している方法で収納するのが1番です。
そこで、本記事では、コートを収納するコツや収納前にチェックすることなどを解説します。
この記事を読むことで、トランクルームに預ける方法やポイントも分かります。悩んでいる方は、ぜひチェックしてください。
この記事は次のような方におすすめ
- 次のシーズンまで、大切なコートを正しく保管したいと考えている方
- コートの収納場所に悩んでいる方
- コートのお手入れ方法や長持ちさせる方法を知りたいと考えている方
1.コートを収納する前にチェックすること
まずは、コートを収納する前にチェックすることをいくつか紹介します。
1-1.コートの状態
コートを収納する前に、どのような状態になってるのかチェックしておきましょう。次のシーズンで着られない状態になっている場合は、手放す選択をするのも方法の1つです。次のシーズンでも着たいほどのお気に入りであれば、リペアをするのもアリでしょう。コートの状態を見直すことで、収納スペースに余裕が生まれることもあります。また、着ていないコートや形・デザインが古いコートなどは、着る機会も少なくなると思うので手放してください。今後も着るかどうか、見極めることも大切です。
1-2.素材をチェックする
コートの素材をチェックすることも、収納前にやってほしいポイントです。ウール・アンゴラ・カシミヤ・ツイード・メルトン・コーデュロイなど、コートの種類によって素材も異なります。事前に素材をチェックしておき、その素材に合わせた方法で収納しなければなりません。素材に合わない方法で収納すると、コートを傷めてしまう恐れがあるので注意が必要です。正しい方法でコートを収納するためにも、素材をチェックしておきましょう。
1-3.収納環境を整える
コートを収納する環境を整えることも、収納前にチェックしておきたいポイントです。コート自体をキレイにしていても、収納環境がホコリまみれになっていては意味がありません。
また、クローゼットや押入れに収納する際は、ぎゅうぎゅう詰めになっていないかチェックしておきましょう。収納スペースに余裕がない状態でコートを収納すると、素材が傷んでしまう恐れがあります。できるだけ、収納スペースは2割程度の余裕を持たせることが大切です。
1-4.クリーニングへ出す
コートの状態をチェックしつつ、汚れているものやシーズン中に着ていたものはクリーニングへ出してから収納してください。1回でも着たことがあるコートは、クリーニングに出してから収納するのが基本です。洗濯機が使えるコートは自宅で洗濯することもできますが、次のシーズンまで残したいコートはクリーニングに出したほうがいいでしょう。
汚れやホコリが付着したまま収納すると、保管している間に虫食いの被害に遭(あ)う恐れがあります。クリーニングに出す必要がないコートでも、ブラッシングをしたり除菌をしたりするなどの工夫が必要です。
2.コートを収納するコツ
ここでは、コートを収納するコツについて詳しく説明します。
2-1.ビニール袋は外して収納する
クリーニングに出した後のコートには、ビニール袋が付いていると思います。そのビニール袋を付けたままクローゼットなどに保管する方は多いのですが、必ず外してから収納してください。
クリーニング後に付いているビニール袋は、持ち運びの際にホコリや汚れが付かないようにするためのものです。通気性はほとんどないので、そのまま収納するとコートの劣化原因になってしまいます。そのため、クリーニング後のビニール袋は外してから収納してください。
2-2.素材別の収納方法をチェック!
前述したように、素材別にコートを収納するのも大切なポイントです。主なコートの素材となるウール・ダウン・ニット・革製の4種類をチェックしておきましょう。
2-2-1.ウールコート
ウール素材のコートは、シワになりにくいのでハンガーにかけて収納しても問題ありません。たとえ、シワになったとしてもアイロンなどで蒸気を当てればすぐに元どおりになります。ただし、畳んで収納すると肩や襟部分が型崩れを起こす恐れがあるので注意してください。畳んで収納する際は、折り目が付かないようにタオルを挟むといいでしょう。
2-2-2.ダウンコート
ダウン素材のコートやジャケットは、畳んで収納したほうがいいでしょう。ハンガーにかけて収納するのも問題ありませんが、肩の部分が重力で落ちてくる可能性があります。畳んで収納するとシワになる可能性もあるため、やさしくふんわり丸めるように畳むのがコツです。
2-2-3.ニットコート
ニットコートは、畳んで収納します。結構、重みのあるタイプがほとんどですので、ニットコートをハンガーにかけて収納すると肩の部分に負担がかかることになるでしょう。その結果、肩の部分だけ生地が伸びたり、型崩れしたりする恐れがあります。
2-2-4.革製コート
革製のコートは、肩幅にぴったり合ったハンガーにかけて収納するのがベストな方法です。逆に、畳んでしまうとシワになりやすいので注意してください。革製は、一度シワになると元どおりになりにくい傾向があります。また、ハンガーにかけるときは、ファスナーやボタンをすべて留めるのがコツです。型崩れを防ぐために、袖部分には丸めた新聞紙を入れておくといいでしょう。
2-3.シワになりにくいコートの畳み方
コートの畳み方に工夫を凝らすだけで、シワになりにくくなります。前述したように、タオルを使うだけでコートをキレイに畳むことができるでしょう。タオルを挟んだコートの畳み方は、下記の手順を参考にしてください。
- 最初に、コートのファーやフードなどを取り外す
- 肩の部分を折らないように、袖を内側に畳む
- 上下を二つ折りにする際、折り目の部分に、縦長に折ったタオルを置く
- タオルを包み込むように折る
2-4.収納グッズを活用する
コートを収納するコツとして、いろいろなグッズやアイテムを活用するのも方法の1つです。たとえば、シワ防止として収納カバーを利用する方法があります。クローゼットや押入れの中に、そのままコートを吊(つる)して収納するのもアリですが、収納カバーを利用したほうがシワは付きにくくなるのでおすすめです。
また、コートの収納でかさばる場合は、圧縮袋を活用するといいでしょう。圧縮袋を使えば、厚手のコートもコンパクトに収納できます。
2-5.ハンガーラックにかける
クローゼットや押入れに収納スペースがない場合は、ハンガーラックやポールハンガーなどを利用するといいでしょう。部屋の中にハンガーラックを置いておけば、スッキリとコートが収納できます。特に、シーズン中は頻繁にコートを利用することになるため、よく着るものほどハンガーラックにかけておくと便利です。玄関にスペースがあれば、そこにポールハンガーを置いてコートをかけるようにするといいでしょう。
3.トランクルームに預けるという選択も
ここでは、トランクルームに預ける方法とポイントを解説します。
3-1.月額料金でスペースをレンタルできる
自宅にコートを収納する余裕がない場合は、トランクルームを利用するのがおすすめです。トランクルームとは、月額料金でレンタルできるスペースのことを指しています。預けたいものや量などによって、必要なスペースをレンタルできるのが大きな魅力です。毎月使用料が発生するので、毎月の負担にならない料金かどうかを考える必要があるでしょう。オフシーズン中の衣類を自宅収納の代わりとして預けることができる便利なサービスです。
3-2.コートの収納なら屋内型トランクルームがおすすめ
トランクルームの主な種類として、屋内型と屋外型の2種類があります。コートなど衣類を収納するなら、屋外型よりも屋内型のトランクルームがおすすめです。屋内型のトランクルームは、空調設備と防犯設備が整っており、デリケートな素材でも安心して預けることができるでしょう。逆に、屋外型のトランクルームは雨風や湿気の影響を受ける傾向があるため、コートの収納には向いていません。
3-3.運び出しやすさを考える
コートなどをトランクルームに預ける場合は、運び出しやすさを考えてください。空調設備や防犯設備が整っているかどうかはもちろん大切ですが、必要なときにすぐ運べるか、預けたいときに収納できるかも考慮しておかなければなりません。
できれば自宅近くのトランクルームを利用すべきですが、ない場合は交通機関や車を使って運ぶことになります。トランクルームの近くに駅があるか、駐車場が併設されているかなど、チェックしておきましょう。
3-4.トランクルーム業者選びに要注意!
トランクルーム業者の中には、設備が整っていなかったり、掲載されている写真とはまったく異なっていたりするなど、悪質な業者が存在しています。見積書に記載されていなかった費用を請求してくるところもあるので、トランクルーム業者選びには十分に注意しておかなければなりません。悪徳業者に引っかからないようにするためにも、複数のトランクルーム業者を比較することが大切です。
3-5.トランクルームならアルファトランク
どのトランクルームを選ぶべきか悩んでいる方は、ぜひアルファトランクをご利用ください。東京・神奈川・埼玉に60のトランクルームを運営しているアルファトランクでは、交通機関を利用してのアクセスが良いトランクルームを多数用意しています。
また、現在は使用料最初の2か月無料・使用料10~40%オフ・契約時の事務手数料無料というトリプルキャンペーンも実施中です。早ければ翌日から使用できるので、検討中の方はぜひ一度お問い合わせください。
4.コートの収納に関してよくある質問
コートの収納に関する質問を5つピックアップしてみました。
Q.オフシーズン・オンシーズンで収納方法を変えるべきか?
A.使用頻度が異なるため、変えたほうがいいでしょう。オフシーズンはクローゼットや押入れの中などに長時間収納することになるので、カビ・虫食いの対策が必要です。除湿剤や防虫剤などを活用したり、コートを収納する前にシミ取りと除菌をしたりしておくといいでしょう。また、ホコリが付かないように、不織布のカバーをかけるのもおすすめです。
そして、オンシーズン中は取り出しやすさを重視してコートを収納するといいでしょう。よく着るコートは玄関や部屋の中にポールハンガーを置いたり、着用頻度が低いものはハンガーにかけて収納したりするなど、頻度に応じて収納してください。
Q.クローゼットに収納するコツは?
A.オフシーズン中にクローゼットで収納する際は、コートをまとめて収納するのがおすすめです。クローゼットの端にまとめて収納しておけば、オンシーズンで着る衣類の邪魔になりません。奥行きのある押入れなどに収納する際は、奥にフックを取り付けるといいでしょう。
Q.コートを長持ちさせるコツは?
A.帰ってきたら、すぐに吊すことです。つい、そのまま脱ぎっぱなしにしてしまいがちですが、ハンガーに吊して収納するだけでもコートを長く使うことができます。また、ハンガーの選び方にも注意が必要です。コートを吊すハンガーは、できるだけ厚みのある太めのものにするといいでしょう。太く厚みのあるハンガーなら、重いコートでもしっかりと吊すことができるので型崩れ防止になります。
Q.ブラッシングは効果的か?
A.ブラッシングをするだけでも、コートをキレイに保つことができます。コートを軽くブラッシングすると、付着している髪の毛やホコリ、繊維などを取り除くことができるからです。コート専用のブラシを使って、軽くブラッシングをしてから収納するといいでしょう。
Q.トランクルームの利用料はいくらぐらいか?
A.トランクルームの広さや立地などによって異なりますが、月額料金の目安は3,000~6,000円です。トランクルームの広さが大きくなるほど、立地が良いところであればあるほど料金が高くなります。トランクルーム業者の中には、初期費用や事務手数料などが発生するところもあるので事前にチェックしておきましょう。
まとめ
まず、コートを収納する前に、収納環境を確認することが大切です。着ていないコートや古く傷んでいるものがあれば、この機会に手放してください。必要ない衣類を処分するだけでも、収納スペースに空間が生まれます。ぎゅうぎゅう詰めの中でコートを収納すると、型崩れの原因になる恐れがあるので注意が必要です。自宅収納に余裕がない場合は、トランクルームを利用するといいでしょう。
アルファトランクでは、空調設備が整っているトランクルームを多数用意しているので、ぜひチェックしてください。