捨てない片付けの方法を知りたい! 具体的な収納アイデアを解説!
捨てない片付けの方法を詳しく知りたいとお考えではないでしょうか?
ものが多過ぎて断捨離しようとしても、大切なものばかりだとなかなか作業が進みませんよね。大切なものを捨てずにスッキリ片付ける方法があれば1番よい解決策でしょう。しかし、実際にどんな方法や手順で、どんなポイントを押さえて片付けたらよいかなど、よく分からないこともあるものです。
そこで今回は、捨てない片付けについて詳しく解説しましょう。
- 捨てない片付けの魅力とは?
- 捨てない片付けの考え方
- 捨てない片付けの方法や手順
- ものの整理と収納のアイデアを紹介
- トランクルームを利用する方法やメリット
- トランクルームにものを預ける方法と流れ
- 捨てない片付けに関するよくある質問
この記事を読むことで、捨てない片付けのポイントがよく分かります。捨てない片付けに興味がある方は、最後まで記事を読んでみてください。
1.捨てない片付けの魅力とは?
最初に、捨てない片付けの魅力について詳しく見ていきましょう。
1-1.捨てない片付けとは?
捨てない片付けとは、文字どおり、ものを捨てずに収納を工夫し、部屋を片付ける方法のことです。一般的な片付けでは、不用品をなるべく多く処分して物量を減らすことが前提になります。しかし、ものが多い場合であっても、大切なものばかりでなかなか処分できないケースもあるでしょう。その点、捨てない片付けでは、ものを捨てずにうまく収納することでスッキリした状態にすることができます。
1-2.捨てない片付けのメリット
ここでは、捨てない片付けのメリットについて見ていきましょう。
1-2-1.不用品を処分する手間が減る
捨てない片付けでは、不用品を処分する手間が減ります。不用品を種類ごとに分けてそれぞれ処分するのは、想像以上に手間がかかり相応の時間も必要です。しかし、捨てない片付けでは、極力不用品として処分しない方向で進めます。仕事などで多忙な人などには、特に大きなメリットといえるでしょう。
1-2-2.罪悪感が少ない
罪悪感が少ないことも、捨てない片付けのメリットです。たとえ不用品であっても、まだ使えるものを捨てることに罪悪感がある人が多くいます。しかし、捨てない片付けでは、今あるものをなるべく残すことを前提に進めることから、ものを捨てることに罪悪感がある人も安心できるでしょう。
1-2-3.ものを捨てて後悔することがない
捨てない片付けでは、ものを捨てて後悔することがありません。部屋を片付ける際、大切にしているものを思いきって不用品として捨てたものの、捨てなければよかったと後悔する人もいます。いったん捨てたものは、二度と取り戻すことができないものも多いでしょう。以前にものを捨てて後悔したことがある人には、大きな魅力といえます。
1-2-4.環境にやさしい
捨てない片付けは、環境にやさしいのもメリットです。ものをゴミとして捨てると、基本的には焼却処分や埋め立て処分になり、環境に負担がかかります。また、ゴミを処分するための時間や労力も必要です。しかし、捨てない片付けでゴミに出す量を減らすことで、環境への負荷を軽くできます。
2.捨てない片付けの考え方
捨てない片付けを実施する前に、基本的な考え方について理解しておきましょう。
2-1.収納方法を工夫してスッキリ片付ける
捨てない片付けでは、収納方法を工夫してスッキリ片付けることが基本になります。家の中には、収納に活用できるデッドスペースがあるはずです。また、現在の収納方法を見直すことで、収納力が見違えるほどアップすることもあるでしょう。ものを捨てずにうまく収納するのが、捨てない片付けの目的になります。
2-2.形見や思い出の品などの取り扱いについて
たとえば、亡親の形見や思い出の品については、十分な保管スペースを確保できるのなら、無理に処分する必要はありません。しかし、保管スペースが足りない、思い入れがないものが多いといった場合は、不用品を仕分けして処分することがおすすめです。このとき、判断に迷うものは、捨ててしまうと後悔する可能性があるので、残しておくとよいでしょう。
2-3.明らかなゴミや不用品は処分する
捨てない片付けであっても、明らかなゴミや不用品は処分してください。たとえば、以下のようなものです。
- 汚れや傷みがひどい
- 不具合や故障などで正常に使えない
また、特に思い入れがない、今後使う予定がない、趣味やサイズが合わないといったものは、知人に譲ったり買取に出したりして有効活用してもらうのもよい方法です。不用品であっても、できるだけ捨てずにリサイクルできる方法で処分しましょう。
3.捨てない片付けの方法や手順
ここでは、捨てない片付けの方法や手順について具体的にご紹介しましょう。
3-1.全体を見て物量を把握する
最初に、全体を見て物量を把握しましょう。効率よく片付けるためにも、まずは、現実と向き合うことが大切です。この時点で明らかに収納スペースに入りきらない場合は、デッドスペースを収納に活用することを考えてみてください。もしくは、トランクルームを借りて保管するのもよい方法です。
3-2.片付けの作業計画を立てる
次に、片付けの作業計画を立てましょう。ここでしっかり作業計画を立てることで、効率よく作業でき、挫折を防ぐこともできます。作業計画を立てる際の主なポイントは、以下のとおりです。
- 片付ける場所の順番を決める
- 場所ごとの片付け方を決める
なお、物量が特に多い場合は、無理をせず数日に分けて片付けるとよいでしょう。その場合でも1日の作業時間は合計で8時間程度までにし、適宜休憩を取るようにしてください。
3-3.ものを仕分けて順次収納していく
ものを種類ごと・目的ごとに仕分けしましょう。こうすることで、収納イメージがわきやすく、効率よく作業できます。仕分けが終わったら、順次収納していきましょう。収納する際のポイントについては、この記事の「4.ものの整理と収納のアイデアを紹介」を参考にしてください。すべてのものを収納したら、軽く掃除をして完了です。なお、収納に入りきらないものがある場合は、収納方法を見直す、デッドスペースを活用するといった方法を考えてみてください。
4.ものの整理と収納のアイデアを紹介
ここでは、ものをスッキリ片付けるための、整理と収納のアイデアについて詳しくご紹介します。
4-1.デッドスペースを収納に活用する
収納スペースが足りない、新たに収納する余裕がないといった場合は、デッドスペースを収納に活用しましょう。たとえば、以下のような方法で、収納スペースとして活用できます。
- 壁にハンモックをつり下げて収納スペースにする
- シンク下に書類ケースと仕切りを活用して食器類を縦に収納する
- ベッド下に衣装ケースを配置して洋服類などを収納する
- 玄関の上に棚を作って靴を収納する
4-2.空間を上手に使って収納する
空間を上手に使うことで、多くのものを収納できます。具体的なアイデアは、以下をご覧ください。
- 積み上げ可能な収納ケースを活用する
- キャスター付きの収納ケースを活用する
- 壁やクローゼット内に突っ張り棒を2本並行に渡し、プラスチック板を乗せて棚を作る
- 突っ張り棒を渡してS字フックを引っかけ、バッグなどを収納する
- 壁にパンチングボードを取り付け、S字フックやピンを使って収納する
4-3.ものごとに定位置を決めて収納する
ものごとに定位置を決めて収納すると、使いやすくて部屋が散らかりにくくなります。部屋が散らかってしまう人の多くは、ものの定位置を決めず、適当な場所へ収納しているものです。すると、部屋が散らかってしまいます。また、いざ必要になったときにも、どこにあるか分からない、あるはずなのに見当たらないといったことが起こるでしょう。常に片付いた部屋を維持するためにも、ものごとに定位置を決めて収納することが大切です。
4-4.使う場所の近くに収納する
ものを使う場所の近くに収納することも、使いやすい収納のコツです。ものを使う場所の近くに収納することで、使いたいときにサッと取り出すことができます。また、使ったら元の場所に戻しやすく、部屋が散らかるのを防ぐことが可能です。たとえば、食器類などはキッチンの近く、文房具類などは机の近くなどに収納してください。
4-5.出し入れしやすい方法で収納する
出し入れしやすい方法で収納することも、スッキリ片付けるコツです。収納スペースに余裕があっても、出し入れしにくい方法で収納すると、ものを使ったり収納したりするたびにストレスになることでしょう。特に、片付けが苦手な人は、ものの出し入れがしにくいと部屋が散らかる原因になるので注意してください。
4-6.見せる収納を検討してみる
ものの種類によっては、見せる収納を検討してみるとよいでしょう。たとえば、アクセサリー類や趣味のコレクションなどは、壁を使って収納する方法があります。見せる収納は、目にするたびに幸せな気持ちなることができる、どこに何があるか分かりやすいといった点が主なメリットです。ただし、見せる収納は上級者向けであり、センスのよさが問われます。
5.トランクルームを利用する方法やメリット
収納しきれないものは、トランクルームを利用して片付けるのも一つの方法です。
5-1.トランクルームとは?
トランクルームとは、ビルのフロアを細かく区切って保管スペース用などに貸し出される物件のことで、首都圏を中心に数多く見られます。特に、自宅に収納が少ない人などを中心に、トランクルームの需要が急増中です。一般的には、1か月単位での契約になります。
5-2.トランクルームを利用するメリット
トランクルームを利用すると、さまざまなメリットがあります。
5-2-1.物量に合った収納スペースを確保できる
トランクルームは、物量に合った収納スペースを確保できるのがメリットです。少量~大量まで荷物の量に合わせて、ちょうどよい広さの物件を利用できます。なお、トランクルームの月額料金は、立地条件や部屋の広さなどによって異なるため、物量に合わせた物件を選ぶことで月額料金を抑えることが可能です。
5-2-2.自宅の収納スペースを圧迫しない
自宅の収納スペースを圧迫しないのも、トランクルームを利用するメリットの一つです。自宅の収納スペースに余裕ができることで、格段に収納しやすくなります。一人暮らし用の物件などで収納スペースが十分にない場合なども、助かることでしょう。
5-2-3.ものを状態よく保管できる
トランクルームを利用すると、ものを状態よく保管できます。トランクルームは、空調管理や清掃が行き届いているからです。たとえば、大切な洋服類や趣味のコレクションなどを保管するのに向いています。
5-2-4.契約期間中は必要に応じてものを出し入れできる
契約中は必要に応じてものを出し入れできるのも、トランクルームを利用するメリットになります。たとえば、追加で収納したいものがある、急に必要になったので取り出したいといった場合、契約中であれば都合のよいタイミングでものを出し入れできて便利です。なお、業者によって、24時間出し入れ可能な場合と時間帯に制限がある場合があるので、物件探しの際に確認しておくとよいでしょう。
6.トランクルームにものを預ける方法と流れ
ここでは、トランクルームにものを預ける方法や流れについて、詳しく見ていきましょう。
6-1.希望条件に合ったトランクルームを選ぶ
まずは、希望条件に合ったトランクルームを選びましょう。具体的には、以下のポイントをチェックして選ぶとよいでしょう。
- 立地条件
- 部屋の広さ
- 付属駐車場の有無と物件までの距離
- 徹底したセキュリティー管理
- 初期費用や月額費用
なお、トランクルームは運営している業者が信頼できることも重要です。たとえば、以下のようなポイントに当てはまる業者をおすすめします。
- トランクルームの運営で豊富な実績がある
- さまざまなタイプのトランクルームを便利な立地に多数運営している
- 内見・見積りは無料
- 初期費用や月額費用がリーズナブルで分かりやすい
- スタッフが親切で感じがよい
- 顧客からの評判がよい
- 万が一のときのために保険へ加入できる
なお、当アルファトランクも、首都圏を中心に数多くのトランクルームを運営しており、おかげさまで大変ご好評をいただいています。まずは、お気軽にお問い合わせください。
6-2.物件を内見して検討する
よい物件を見つけたら、業者に連絡して内見を申し込みましょう。内見では、ネットなどで見た情報だけでは分からない点も、自分の目で直接確認できます。内見の際には、以下のようなポイントをチェックしておくとよいでしょう。
- 十分な広さがあるか
- ものの出し入れがしやすいか
- 清掃や空調管理が行き届いているか
- そのほかに気になる点はないか
6-3.契約を申し込んで審査を受ける
物件を内見して気に入ったら、契約を申し込んで審査を受けましょう。契約時の審査では、以下のようなものが必要です。以下は、当アルファトランクに個人でお申し込みいただく場合の一例になります。
- 本人確認書類(免許証など)
- 金融機関取引印および金融機関・支店・口座番号の分かるもの
- 認印
- 初期費用
また、多くの場合で緊急連絡先(基本的には身内の方)の情報が必要になります。上記は業者によっても異なるので、詳しくは業者に確認してください。
6-4.業者と契約してトランクルームの利用を開始する
無事に審査を通過したら、業者と契約してトランクルームの利用を開始しましょう。多くの場合、初期費用の支払い手続きを完了すると、トランクルームのカギを受け取ることになります。カギを受け取ったら契約開始となるので、トランクルームに荷物を運ぶことが可能です。
7.捨てない片付けに関するよくある質問
最後に、捨てない片付けに関する質問に回答します。それぞれ参考にしてください。
Q.捨てない片付けではものが増え続けるだけなのでは?
A.捨てない片付けであっても、すべてのものを残しておく必要はありません。スッキリ片付けるためにも、定期的にゴミや不用品を仕分けて処分するとよいでしょう。
Q.ものを増やさないようにするコツは?
A.以下を参考にしてください。
- 本当に必要なものかよく考えてから購入する
- 安いだけの理由でものを購入しない
- 必要のないものは無料でももらわない
また、ものを一つ購入したら、すでにあるものを一つ処分するといったルールを決めておくのもよい方法です。
Q.新たに収納家具を購入するときの注意点は?
A.まずは、どこに設置するか、どんなものをどれぐらい収納するかなどを具体的に決めてから購入しましょう。収納家具を先に購入してしまうと、サイズが合わなくて設置できない、ものがうまく収納できない、収納容量が足りないといったことになりがちです。
Q.トランクルームを月の途中で解約することはできる?
A.多くの場合で可能です。ただし、業者によっては、月の途中で解約しても解約月の末日までの利用料金がかかることがあるので、確認してみてください。
Q.トランクルームは未成年でも契約できる?
A.一般的には、契約者が18歳以下の場合、保護者の同意書が必要になるでしょう。また、業者によっては、保護者が代理で契約することになるケースもあります。
まとめ
今回は、捨てない片付けについて詳しく解説しました。ものがたくさんあっても、思い入れのあるものばかりで処分できないなどの場合は、捨てない片付けを考えてみるとよいでしょう。なお、収納場所が少ないなどの理由でうまく片付けられない場合は、トランクルームを利用するのも一つの方法です。当アルファトランクも首都圏を中心にトランクルームを多数運営しており、おかげさまで大変ご好評をいただいています。まずは、お気軽にお問い合わせください。