トランクルームに入れてはいけないものは? トランクルームを選ぶポイントも紹介
トランクルームを利用する場合、入れてはいけないものがあるのか、どのような基準でトランクルームを選べばいいのかなど悩んでいる方は多いでしょう。
トランクルームを上手に活用するためには、トランクルームの利用方法やルールをしっかりと把握することが大切です。
本記事では、トランクルームに入れてはいけないものや、選び方で押さえておきたいポイントなどを解説します。
- トランクルームに入れてはいけないものは?
- 屋外型トランクルームに預けないほうがいいもの
- 屋内型トランクルームなら安心して預けられるのか?
- トランクルームを選ぶポイント
- トランクルームに関してよくある質問
この記事を読むことで、屋内型トランクルームに預けないほうがいいものや、屋内型トランクルームの特徴も分かります。悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
1.トランクルームに入れてはいけないものは?
最初に、トランクルームに入れてはいけないものをチェックしましょう。
1-1.基本的に預けられないもの
トランクルームは一定の空間をレンタルするスペースのことです。自宅収納のように、自分の都合でものを預けることはできません。基本的に、トランクルームへ預けられないものは以下のとおりです。
- 現金・貴金属・貴重品など価値があるもの
- 腐敗・悪臭が強いもの
- 動物・植物などの生物
- 可燃物(アルコール・シンナー・塗料・ペンキなど)や危険物
- 産業廃棄物
- 法律で所持が禁止されているもの(公序良俗に反するもの)
- 人身・財産・生活などに危険をおよぼす可能性があるもの
一般的に、「収納は難しいだろうな」と思うものはトランクルームで保管できません。
1-2.トランクルーム業者に確認する
トランクルーム業者によって、預けられないものが決まっています。念のため、事前にトランクルーム業者へ確認してください。また、トランクルームの主な種類として、屋内型と屋外型の2種類があります。トランクルームの種類によっても、預けられるものが異なる可能性もあるので注意してください。
2.屋外型トランクルームに預けないほうがいいもの
ここでは、屋外型トランクルームに預けないほうがいいものを紹介します。
2-1.空き地などに設置されているコンテナ
まずは、屋外型トランクルームがどのようなタイプなのか、特徴をチェックしておきましょう。トランクルームといえば、空き地などに設置されているコンテナを思い浮かべる方が多いと思います。屋外型トランクルームは外に設置されているのが特徴で、コンテナ型とも呼ばれているタイプです。広いスペースをレンタルできたり、車を乗り入れて簡単に荷物を運搬できたりする点が大きなメリットとなります。
2-2.さまざまなデメリット
屋外型トランクルームには、さまざまなデメリットがあります。利用する際は、デメリットをしっかりと把握することが大切です。それでは、屋外型トランクルームのデメリットを説明しましょう。
2-2-1.気候の影響を受けやすい
外に設置されている屋外型トランクルームは、気候の影響を受けやすいというデメリットがあります。たとえば、台風の際は雨風が入り込んだり、湿気で荷物がダメージを受けたりするなどです。
2-2-2.ゴミやホコリが入りやすい
ゴミやホコリが入りやすくなるのも、屋外型トランクルームのデメリットです。強風で外の砂が入り込むこともあれば、車道の近くに設置されているコンテナは排気ガスの影響を受ける可能性もあります。
2-2-3.盗まれる可能性も
屋外型トランクルームはセキュリティーが万全ではないため、荷物を盗まれる可能性があります。大切なものを保管する場合は、屋外型よりも屋内型のほうがいいでしょう。
2-3.傷つきやすいものは預けないほうがいい
屋外型トランクルームの特徴やデメリットを踏まえた上で、預けないほうがいいものを紹介します。
2-3-1.湿気に弱いもの
基本的に、湿気に弱いものは屋外型トランクルームに預けないほうがいいでしょう。たとえば、本・着物・衣類・人形・楽器などがあります。湿気に弱いものを屋外型トランクルームで保管すると、すぐに傷んで使えなくなってしまう恐れがあるので注意してください。
2-3-2.金銭的価値があるもの
絵画や骨とう品など、金銭的な価値があるものも屋外型トランクルームで預けないほうがいいものです。前述したように、屋外型トランクルームはセキュリティ設備が整っていないので、泥棒に盗まれる恐れがあります。トランクルーム業者の中には、補償が整っているところもありますが、盗まれたものは二度と戻ってきません。
2-3-3.大切なもの
コレクター品や趣味のものなど、自分にとって大切なものも預けないほうがいいでしょう。大切なものはしっかりと設備や管理が整っている場所で保管したいものです。心配しながら保管するよりも、安心して保管できる場所を選びましょう。
3.屋内型トランクルームなら安心して預けられるのか?
ここでは、屋内型トランクルームの特徴を解説します。
3-1.空調設備・防犯設備が整っている
屋内型トランクルームは、空調設備や防犯設備が整っています。ビルの一角など室内で荷物が保管できるため、屋外型トランクルームのように気候の影響を受ける心配はありません。トランクルーム業者によっては、24時間体制のセキュリティーを導入しているところもあります。自分にとって大切なもの、貴重品なども安心して預けることができるでしょう。
3-2.屋内型トランクルームに預けたほうがいい荷物
自分にとって大切なものやデリケートなもの、現在よりも劣化させたくないものは、屋内型トランクルームに預けたほうがいいでしょう。たとえば、思い出の品や写真、衣類、書籍などがあります。部外者が簡単に出入りできないようになっているので、安心して荷物を預けたい方も屋内型トランクルームを利用してください。
3-3.建物からレンタルスペースまで距離がある
屋外型よりも屋内型トランクルームはたくさんのメリットがありますが、デメリットもあるので利用する際は注意が必要です。屋内型トランクルームは、建物の入り口からレンタルスペースまで距離があるので運搬に手間がかかります。また、屋外型トランクルームよりもレンタルスペースが比較的狭い傾向があるため、大型家具などサイズが大きめの荷物は保管が難しくなるでしょう。
4.トランクルームを選ぶポイント
ここでは、トランクルームを選ぶポイントについて詳しく説明します。
4-1.預けたい荷物の種類で決める
トランクルームを選ぶときに1番重視すべきなのは、預けたい荷物の種類を考慮することです。たとえば、衣類や本を預けたい場合は空調設備が整っている屋内型トランクルームがいいでしょう。アウトドア用品やスポーツ用品など、外で使用するものを保管したいときは、屋外型トランクルームでも構いません。預けたい荷物の種類や特徴などを踏まえた上で、トランクルームを選ぶのが大切なポイントです。
4-2.使用用途で選ぶ
どのような目的でトランクルームを利用するのか、使用用途で選ぶのも大切なポイントです。たとえば、資材置き場として活用したい方は屋外型トランクルーム、なかなか捨てられない大事な趣味のものを保管する際は屋内型トランクルームを選ぶといいでしょう。最近では、トランクルームを非常用食品の置き場として活用したり、引っ越しやリフォームなどの一時保管場所として利用したりするケースも増えてきています。使用用途を明確にすれば、適切なトランクルームが利用できるでしょう。
4-3.トランクルームの立地も考える
トランクルームを選ぶ際は、立地もしっかりと考慮する必要があります。自宅から遠い場所にあるトランクルームを選ぶと、運搬が面倒に感じてしまったり、すぐ必要なときに取り出せなかったりする恐れが出てくるでしょう。自宅収納の延長として利用する場合は、なるべく自宅近くのトランクルームを選んでください。職場で使用するものなどは職場近くのトランクルームを選ぶなど、立地にも注目しましょう。
4-4.荷物が出し入れできる時間
トランクルームによって荷物の出し入れできる時間が決まっています。24時間自由に出し入れできるところもあれば、朝と深夜は出し入れできないところもあるので注意しましょう。自由に出し入れしたい方は、24時間出し入れできるトランクルームを選んでください。また、トランクルームの出入り口もチェックする必要があります。預けたい荷物を自由に運搬できるか、出入り口は事前にチェックしておきたいポイントです。
4-5.火災・盗難保険に対応しているか
利用するトランクルームが、火災・盗難保険に対応しているか確認してください。万が一のときに、補償してもらうことができます。また、火災・盗難保険に対応しているトランクルームは管理体制がしっかりとしている証拠でもあるため、安心して大切なものを預けることができるでしょう。具体的に、どのような火災・盗難保険に対応しているのか、事前にトランクルーム業者から説明を受けることが大切です。
4-6.トランクルームならアルファトランクへ
どのトランクルームを利用すべきか悩んでいる方は、ぜひアルファトランクへご依頼ください。東京・神奈川・埼玉に62のトランクルームを運営しているアルファトランクは、さまざまなタイプを用意しています。どのトランクルームも車や電車など交通機関のアクセスが良く、早ければ翌日から使用可能です。また、現在、使用料最初の2か月無料、使用料10~40%OFF、契約時の事務手数料無料というトリプルキャンペーンも行っているので、ぜひチェックしてください。
5.トランクルームに関してよくある質問
トランクルームに関する質問を5つピックアップしてみました。
Q.トランクルームの料金体系は?
A.月額制になっているケースがほとんどです。レンタルスペースの広さや立地などによって月額料金が決まっており、毎月支払う形でトランクルームをレンタルすることになります。なお、月額料金は屋外型が約2,000~7,000円、屋内型が約3,000~20,000円が相場です。立地によっては高額になるケースもあるので、事前に確認しておきましょう。
Q.屋内型トランクルームを活用するコツは?
A.狭いスペースでも収納グッズを利用することで、トランクルームを有効活用できます。たとえば、小物類はバラバラになりやすいのでケース等にまとめて収納するといいでしょう。また、スチール棚を設置すれば、デッドスペースを生み出すことなく天井まで広いスペースが活用できます。
Q.トランクルームを利用する前にチェックすべきことは?
A.設備環境を自分の目で確認することです。トランクルーム業者の中には、現地見学を行っているところがあります。しっかりと自分の目でトランクルームを確認すれば、大切なものでも安心して預けられるでしょう。特に、現地見学をする際は、セキュリティー対策の確認を入念に行ってください。気になるところがあれば、トランクルーム業者に尋ねましょう。
Q.交通機関を利用して運ぶ際の注意点は?
A.駅からどのくらいの距離か、運搬が負担にならないか、確認することが大切です。地図上で判断するよりも実際に歩くと、遠く感じるケースもあります。自分にとって運搬が困難な距離にあるトランクルームは、利用するたびに負担を感じることになるので注意してください。トランクルームと契約する前に、実際に自分で歩いて距離を確認しておきましょう。
Q.トランクルーム業者の選び方は?
A.トランクルーム業者選びで押さえておきたいポイントは、以下のとおりです。
- トランクルームの種類が充実しているか
- 防犯・空調設備が整っているか
- 駅やバス停から近いトランクルームがあるか
- 無料相談や無料見積もりを受け付けているか
- 見積書の内容が具体的に記載されているか
- 料金体系が明確になっているか
- 口コミや評判がいいか
- スタッフの対応が丁寧でスピーディーか
まとめ
トランクルームに入れてはいけないものとして、動植物や危険物・産業廃棄物などがあります。トランクルーム業者によって預けられないものがあるため、事前の確認が必要です。また、トランクルームを利用する際は、預けたい荷物の種類や使用用途、立地などを踏まえた上で慎重に選ぶ必要があります。都内を中心にトランクルームを運営しているアルファトランクでは、さまざまな種類のトランクルームを扱っているのでぜひ一度お問い合わせください。